【徹底解説】英語読み上げ算とは?- そろばん種目別競技に迫る!

はじめに

そろばんには、個人総合競技(かけ算・わり算・見取り算)、読み上げ算、読み上げ暗算、フラッシュ暗算など、様々な競技種目があります。

今回は、その中でも英語で行う読み上げ算「英語読み上げ算」にフォーカスを当てて、ご紹介していきたいと思います。

英語読み上げ算とは?①

『英語読み上げ算』とは?

そもそも「読み上げ算」とは、読み手が読んだ数字を聞き取り、それをそろばんに入れて計算していくという種目です。読み上げられるのは足し算のみの加算と、足し算と引き算が混ざった加減算の2種類です。

英語読み上げ算』は文字通り、通常日本語で読まれる読み上げ算を、全て英語で行う読み上げ算のことです。

大会によっては3〜4桁(百の位〜千の位)から始まり、問題を重ねるごとに桁数が増えて、最終的には13桁(一兆の位)あたりまで読まれることが多いです。

では、『英語読み上げ算』が実際どのようなものなのかを音声で聞いてみましょう!

英語読み上げ算とは?②

英語読み上げ算の音声

どうでしょうか?
英語で数字を聞き取り、それをそろばんで弾くとなると、少しハードルが高いように思えますよね。

しかし、基本を押さえれば、『英語読み上げ算』は誰でもチャレンジすることができます!

それでは、『英語読み上げ算』を行うにあたって、押さえておくべき大事なポイントを見てみましょう。

億や兆って英語で何て言うの?

まず、『英語読み上げ算』を行うためには、各位の英単語を覚え、それを聞き取れるようになることが大切です。

下の表は、一の位〜一兆の位(1〜13桁)に対応する英語をまとめています。

英語読み上げ算とは?③

読み上げ算をやったことがない人からすると、日本語でもこれほど大きな数字を扱う機会はあまりないのに、英語となると少し大変だと思う人もいるのではないでしょうか。

しかし、この表を丸暗記する必要はありません!表の太字になっている位に注目してください。

コンマが一つ増えるごとに、Thousand → Million → Billion → Trillion というように単語が変化していっていますね。

これは、そろばん上でいうと黒い点(定位点)ごとに単語が変化しているということです。

このことを踏まえ、あとは頭につく数字がOne → Ten → One Hundred と変化していることを押さえればバッチリです!

知っておくべき6つの英単語

『英語読み上げ算』をするためには、各位の英語を覚えるのと同時に、読み上げ算特有の単語を英語で覚える必要があります。ここでは、英語読み上げ算に必要な6つの単語を紹介します。

まず、日本語の読み上げ算は「願いましては」という単語からスタートしますよね。「これから読み上げ算を行う」という合図のようなもので、この単語が聞こえると、そろばんを構えて一気に集中モードに入ります。

「願いましては」は日本語の読み上げ算特有の言い回しなので、翻訳するとなると難しそうですよね。では、英語では何というのでしょうか?

答えは【Starting with ~】です。

「〜から始めて」という意味です。日本語よりもシンプルな言い方ですね。

続いて、読み上げ算では数字を1列読み上げるごとに「〜円なり」と言います。現代語でいうと「〜円です」という意味になり、「〜円なり」が聞こえると、その後に次の列を読み上げるという合図になります。「〜円なり」は英語だと何というか分かりますか?

答えは【doller(s)】です。日本の通貨が円なので、英語ではドルになるのも納得ですね。

次に、加減算のみで使用される2つの単語についてです。

加減算において引き算を行うときは、引く数字の前に必ず「引いては」と言わなければなりません。

また、引き算の後に再び足し算を行う場合は、「加えて」と言ってから数字を読んでいきます。
逆に言えば、「加えて」を言わないと次の列で「引いては」を言わなくても引き算を続けることになります。

「引いては」と「加えて」は、英語ではそれぞれ【subtract】【add】と言います。

読み上げ算では、一番最後の列を読み終わった時のみ「〜円では」と言って終了します。

これを英語では、【That’s all.】と言います。「それで終わりです」という意味です。

ここまでは、『英語読み上げ算』を行う最中に出てくる英語の単語を紹介しました。

最後は、答えを読み上げる際に使う「その答えは〜」という言葉です。

これは【The answer is~.】といいます。

先ほど紹介した5つの単語は、読み手が使う言葉ですが、最後の1つのみは聞き手が自分の答えを言う時に使うことがあるので、聞き取るだけではなく言えるようにもしましょう。

【英語読み上げ算で知っておくべき6つの単語 まとめ】

1「願いましては」→ "Starting with~"
2「〜円なり」  → "doller(s)"
3「引いては」  → "subtract"
4「加えて」   → "add"
5「〜円では」  → "That's all."
6「その答えは〜」→ "The answer is~."

英語読み上げ算の難しさ①

前述したように、『英語読み上げ算』は基本の英単語を押さえ、聞き取れるようになれば、誰でも挑戦することができます。

しかし、大会レベルとなると難易度が上がり、なかなか一筋縄ではいきません。

その難しさの理由の1つ目がスピードです。

日本語の読み上げ算もそうですが、大会では問題を重ねるごとに、スピードが徐々に上がっていきます。そのため、そろばんを弾くスピードを上げる訓練をしないと、指が追いつかなくなってしまいます。

また、スピードが速くなることによって、数字や単語の聞き取りも難しくなっていきます。

特に聞き分けにくいのが、”fifty (50)” と “fifteen (15)”のような “-ty” と “-teen” の違いや、millionbillion の発音の違いです。強調して読む読み手の場合は聞き取りやすいのですが、あまり抑揚をつけない読み手の場合はわかりにくいことが多いので、かなり集中して聞き取る必要があります。

英語読み上げ算の難しさ②

『英語読み上げ算』のもう一つの難しさは、読み手一人一人に癖があることです。

英語は世界中で使用されているため、地域によって発音やイントネーションの違いが存在します。

英語読み上げ算の大会では、アメリカ英語の人、イギリス英語の人、アジア風の訛りの人、日本人風の読み方の人など様々な人が読み手になる可能性があります。

そのため、練習の際には特定の読み手だけで練習するのではなく、様々な訛りの読み手で練習すると、大会で癖がある読み方をする読み手の方がいても、瞬時に対応する力がつきます。

英語読み上げ算とは?④

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、『英語読み上げ算』の基本やその難しさについてご紹介しました。

本記事で『英語読み上げ算』のことを初めて知った方もぜひチャレンジしてみてくださいね!

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