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【日珠連vs全珠連】検定級や内容、受験料で徹底比較!

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はじめに そろばんの連盟には大きく日本珠算連盟と全国珠算教育連盟の二種類があることをご存知ですか?この記事ではそんな代表的な珠算連盟を、検定級から、受験料、検定スケジュールなどで比較して、あなたにぴったりの珠算連盟をご紹介します。     [toc]    

【日珠連vs全珠連】開催される検定の級・段における比較

まずは日珠連と全珠連で開催される検定の級と段を比較してみます。  
日珠連 全珠連
珠算級 1〜10級(準1〜3含む) 1〜15級(準1〜準6級含む)
暗算級 1〜10級(準1〜3含む) 1〜10級
珠算段 準初段〜十段 初段〜十段
暗算段 準初段〜十段 準初段〜十段
  このように見ていくと以下の2つの違いがあることが分かります。 ・珠算級において日珠連は10級からだが、全珠連は15級からある ・段位検定において日珠連は珠算・暗算の一括受験が可能 ・準4,5,6級があるのは全珠連のみ   【こんな人におすすめ】 段位検定で珠算・暗算をお得に一括受験したい人には日珠連がおすすめ。 初心者で10級より以下の級からスタートしたい人には全珠連がおすすめ。 準4,5,6級など少しずつ級を高めていきたい人には全珠連がおすすめ。  

【日珠連vs全珠連】検定の受験料における比較

次に日珠連と全珠連の受験料を比較していきましょう。  

珠算検定の受験料比較

まずは珠算検定の受験料から見ていきましょう。  
日珠連 全珠連
1級 2,340円 2,400円
準1級 2,040円 2,200円
2級 1,730円 1,800円
準2級 1,630円 1,700円
3級 1,530円 1,600円
準3級 1,320円 1,500円
4〜準6級 1,020円 1,100円
7〜10級 910円 1,000円
11〜15級 600円
珠算検定においては日珠連のほうが受験料が安いことが分かります。1級ずつ考えると小さな差に感じますが、もし10級から1級まで受験するとなるとその差は約1,000円になります。   【こんな人におすすめ】 安く珠算検定を受験したい人には日珠連がおすすめ。  

暗算検定の受験料比較

次に暗算検定の受験料を見ていきましょう。  
日珠連 全珠連
1~3級 910円 1,000円
4~6級 900円
7~10級 600円
  日珠連の暗算検定が一律910円なのに対し、全珠連は級ごとに分かれています。4級~10級における受験料は全珠連の方が安いことが分かります。全て受験するとなると、日珠連の方が1,000円高くなります。 【こんな人におすすめ】 ・暗算検定を全て安く受験したいなら全珠連がおすすめ。 ・暗算は1〜3級しか取るつもりがないのなら日珠連がおすすめ。  

段位試験の受験料比較

最後に段位試験の受験料を見ていきましょう。  
日珠連 全珠連
珠算段位 2,550円 3,000円
暗算段位 1,220円 1,600円
珠算+暗算段位 2,950円
  段位試験の受験料は日珠連の方が安くなっていることが分かります。またさっきも触れた通り、日珠連においては珠算と暗算段位の同時受験が可能で、値段も割安になっています。 【こんな人におすすめ】 ・珠算と暗算の段位を一括取得したいなら日珠連がおすすめ。 ・珠算・暗算のみの段位を安く取得したい場合も日珠連がおすすめ。  

【日珠連vs全珠連】検定の開催頻度における比較

  次に日珠連と全珠連の検定開催頻度において比較をしていきます。  
日珠連 全珠連
珠算1~3級 段位 年3回 年6回
珠算4~10級 暗算1~10級 年6回 年12回
このように見ると、全珠連の方開催頻度が多いことが分かります。   【こんな人におすすめ】 ・頻度高く検定を受験して、級を上げていきたい人には全珠連がおすすめ。  

【日珠連vs全珠連】検定内容における比較

次に日珠連と全珠連の検定内容を比較していきます。  
日珠連 全珠連
珠算検定 かけ・わり・みとり かけ・わり・みとり 伝票算・暗算・応用計算・ 開法(選択式)
暗算検定 かけ・わり・みとり かけ・わり・みとり
  全珠連で準3級以上を受験する場合、「かけ・わり・みとり算」に加えて選択式で「伝票算・暗算・応用計算・開法」が追加されます。このことより、全珠連は日珠連よりも応用の問題を出題すると言えます。   【こんな人におすすめ】 ・より少ない種目数で挑みたいなら日珠連がおすすめ。  

【日珠連vs全珠連】検定の難易度における比較

次に日珠連と全珠連の検定の難易度で比較していきます。 一般的に種目数が多くなる全珠連に対して、日珠連は「かけ・わり・見取算」の難易度が高いと言われています。そろばんTozのコーチからも以下のような声は多くありました。   「日珠連の方が、かけ・わりの桁数が多く難易度が高いイメージ」 「全珠連は応用の種目が多い一方で、日珠連は基礎的な種目である分その難易度が高い」  

【日珠連vs全珠連】段位における有効の比較

  次に「有効」についてです。「有効」とは段位のみで適応される種目ごとの有効期限です。例えば段位を受験したときに「みとり算」だけ五段の最低点に達しなかったとします。そうすると「みとり算」以外には「有効」が適用され、次回の試験で「みとり算」さえ五段の最低点に達すれば五段が認定されるというものです。この「有効」の期限が珠算連盟によって変わります。
日珠連 2年
全珠連 1年
 

おわりに

ここまで日本珠算連盟と全国珠算教育連盟を検定内容や受験料、スケジュールなど様々な項目で比較してきました。この記事がみなさんの役に立てば嬉しいです。]]>

この記事の執筆者

そろばんToZ 編集部

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToZ」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行なっています。

そろばんToZ 編集部

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToZ」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行なっています。

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