2けた×2けたは今までよりも難しくなります。
ここができるようになれば、どんなけた数の掛け算になっても大丈夫!
この記事では、2けた×2けたのやり方を丁寧に説明します。
そろばんの掛け算のやり方は、「片落とし」と「両落とし」があります。
今回は、そろばんには問題の数をおかない「両落とし」のやり方で説明します。
はじめに
左手のなかゆびとひとさし指を絵のようにします。
ピースサイン、チョキの指です。
なか指は、10のくらいの数をあらわしています。
ひとさし指は、1のくらいの数
たとえば、12 をおくと絵のようになります。
※慣れてきたら左手なしでも大丈夫です。
2けた×2けたのそろばんのしくみ
「両落とし」掛け算の手順
- 指をおく
- 掛けられる数の左の数と掛ける数の左の数を掛けて、そろばんにいれる
- 指をみぎにずらす
- 掛けられる数の右の数と掛ける数の左の数を掛けて、そろばんにいれる
- 指をそのままにする
- 掛けられる数の左の数と掛ける数の右の数を掛けて、そろばんにいれる
- 指をみぎにずらす
- 掛けられる数の右の数と掛ける数の右の数を掛けて、そろばんにいれる
- 答えが出る
図解
2けた×2けたなので4回掛け算をします。
2けた×1けたのかけ算が2つ合体したものと考えるといいでしょう。
1つは「37×8」(37×80)、もう1つは「37×5」です。
掛ける数と掛けられる数を逆にしても答えは変わりません。
注意するポイントとして、掛け算の順番は決めておきましょう。
2けた×2けたのそろばんのやり方
そろばんの掛け算両落としのやり方を説明します。
①指をおく
掛けられる数の 2 けた+掛ける数の 2 けたで、4けた目(千の位)に左手の中指をおきましょう。
②8×3=24
掛ける数の 8 と掛けられる数の10のくらいの 3 を掛けます。
左手のなか指は10の位、ひとさし指は1の位なのでなか指の上に 2 ひとさし指の指の上に 4 をおきます。
③ 指をみぎに(→)ずらす
左手を右に1けたずらします。 なか指の上に 4 がくるようにします。
④ 8×7=56 (240+56)
掛ける数の 8 と掛けられる数の1のくらいの 7 を掛けます。
なか指に 5 、ひとさし指に 6 をいれます。
②の240に56をたすので、296になります。
「37×8」がおわりました。
⑤指は④のまま(①の指のみぎ)
指はそのままにします。
ここから「37×5」を計算していきます。
⑥5×3=15 (296+15)
掛ける数の 5 と掛けられる数の1のくらいの 3 を掛けます。
なか指に 1 、ひとさし指に 5 をいれます。
⑤の 296 に 15 を足すので、311 になります。
⑦ 指をみぎに(→)ずらす
左手を右に1けたずらします。 なか指の上に 1 がくるようにします。
⑧5×7=35 (3,110+35)
掛ける数の 5 と掛けられる数の1のくらいの 7 を掛けます。
なか指に 3 、ひとさし指に 5 をいれます。
⑦の 3,110 に 35 を足すので、 3,145 になります。
⑨こたえは、3,145
4回掛け算がおわりました。こたえは、3,145です。
2けた×2けたのふくしゅう
- 指をおく(数はなにもおかない)
- 8×3=24 をおく
- 指をみぎに(→)にずらす
- 8×7=56 をいれる ( 240+56 )
- 指を 4 のままにする(なか指が百の位)
- 5×3=15 をいれる ( 296+15 )
- 指をみぎに(→)にずらす
- 5×7=35 をいれる ( 3,110+35 )
- こたえは、3,145
まとめ
2けた×2けたの掛け算はいかがでしたか?
これが完璧になれば掛け算は得意になることでしょう!
そのためには、たくさんれんしゅうして問題になれることがポイントです
ほかの問題にもぜひチャレンジしてみてください!
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