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そろばんは意味のない習い事?そろばんの効果などについて解説

そろばんは習っても意味がない?

そろばんは習っても意味がないということを多々耳にしますが、果たして本当にそうなのでしょうか。

結論から言うと、答えは「No」です。

例えば、「そろばんを習うことで計算の工夫をしなくなる」という理由からそろばんは習う意味がないと言われることがありますが、これは計算時に工夫をする練習の機会が与えられていないことが原因であり、そろばんが役に立たない理由ではありません。

実際、そろばんを習っていても計算力と計算の工夫力の両方を備えている人がいることからも明らかではないでしょうか。

最近では、このような誤解から、そろばんは習う意味がないと言われる場合がほとんどです。

ここでは、そういった誤解を解くために、そろばんが役に立たないと言われる主な理由に対する回答を述べるとともに、そろばんを習うメリットについても紹介していきます。

そろばんは意味がないと言われる理由

ここでは、そろばんは意味がないと言われる主な理由3つについて説明していきます。

・計算の工夫力がなくなるから

・デジタルの時代に合わないから

・学校の勉強でそろばんを使う場面がないから

計算の工夫力がなくなるから

意見:そろばんを習うと計算力が上がるが、それによって計算の工夫をする必要がなくなり、計算の工夫力が落ちてしまう

解答:そろばんを習うことで計算力が向上し、計算の工夫をする手間を省けると考えるようになれば、計算時に楽をするため、計算の工夫をする機会が減ってしまい、結果的に計算の工夫力が落ちてしまうのは当然と言えます。

しかし、計算の工夫力が落ちてしまうのは本当にそろばんのせいといえるでしょうか。

例えば、そろばんを習っていなかったとしても、計算時に工夫をする機会が少ない子は工夫力が低い傾向にあるのは当然で、逆に言えば、十分に計算時に工夫をする機会があれば工夫力は身に付きます。

つまり、計算の工夫力が足りないのはそろばんを習う一方で、計算力を身に付ける勉強を行っていないことによるものであり、そろばんを習う意味がないという理由にはならないのではないでしょうか。

デジタルの時代に合わないから

意見:現代では、デジタルの計算機が普及しているが、それらは応用の幅も広く、簡単に扱うことができるため、そろばんを習うメリットはないのではないか

解答:現代では便利な物が多く、特に計算機においては √ の計算などの複雑な計算を正確に素早く行うものもあります。しかし、それらは非常に便利な一方、頭を使う機会を減らしてしまうため、思考力の低下に繋がってしまうのではないでしょうか。

そろばんは、計算機とは異なり、答えを自動で出してくれる訳ではないので、あくまでも計算の補助道具であり、自分の頭を使う必要があるので、そういった問題を解消することに役立ちます。

また、そろばんは理解を深めていくことで開法( √ の計算)ができるようになりますが、やり方によっては微分・積分の計算もできるようになり、問題数をこなしていくうちに、暗算で正確かつ計算機を用いるよりも素早い計算ができるようになります。

そろばんをそのレベルまで習得するのには時間がかかりますが、そのレベルまで習得しなくても日常から受験まで様々な場面で役に立つ計算力を身につけることは可能です。

これらのことから、短期的に見るとそろばんを習うよりもデジタルの計算機を用いることの方が優れていますが、長期的に見るとその逆でそろばんの方が優れていることが分かります。

よって、長期的に見ることができるのであれば、デジタルの時代に合わないという理由がそろばんを習う意味がないという理由にはならないのではないでしょうか。

時間をかけて計算力を身に付ける必要性を感じないから

意見:わざわざ、学校で習う計算方法とは異なる方法で時間をかけて計算力を身に付ける必要性を感じないから

解答:学校で習う計算方法とそろばん教室で習う計算方法は全く異なるので、そろばんを習うことで計算力を身に付けるのには確かに時間が掛かってしまいます。

しかし、そろばんを習うことで身に付く計算力も学校で身に付くものとは異なり、そろばんを習っていない人と比べて素早く正確に計算することが可能となります。

そしてこのメリットは、中学、高校で計算問題を解くときに実感することができます。

なぜなら、中学や高校の計算問題では桁数の大きい計算問題が増え、学校で学ぶ計算方法では桁数の大きい計算問題を素早く正確に解くことが難しくなる一方で、そろばん教室で習う計算方法では比較的容易にそういった問題を解くことができ、他の人と差をつけられるからです。

以上のことから、そろばんを習うことで計算力を身に付けるのには大きなメリットがあり、必要性が感じられないということはないのではないでしょうか。

そろばんの効果

そろばんは、計算力を身に付ける習い事としてよく知られています。しかし、そろばんを習うメリットは実はそれだけではありません。ここでは、「計算力が身に付く」以外のそろばんを習うメリットについて紹介していきます。

集中力が身につく

1つ目のメリットは、「集中力が向上する」です。

まず最初に伝えておきたいのは、集中力とは、「自己効力感」、「モチベーション管理能力」、「注意の持続力」、「セルフコントロール能力」の4つから成り立っている能力のことです。

簡単に説明すると、それぞれ「自分には難しいことでもやり遂げる能力があると思う心理状態」、「モチベーションを引き出す能力」、「1つのことに意識を向け続ける能力」、「自分を律し続ける能力」を表しています。

集中力は、これら4つの要素のバランスによって成り立つ能力であるため、どれか1つ足りないだけで集中力を保つのは難しくなってしまいます。

そろばんは、簡単な問題から計算を始め、徐々に難易度を上げていくことで成功体験を積み重ねて「自己効力感」を高めるほか、継続して通い、モチベーションの管理の仕方を学んで「モチベーション管理能力」を身につけ、集中して1つの問題に取り組むことで「注意の持続力」と「セルフコントロール」を身につけることができます。

これらから分かるように、そろばんはそれぞれの要素をバランスよく身につけることができるため、集中力を向上させるのに向いている習い事と言えます。

「算数」への苦手意識が減る

2つ目は、「算数への苦手意識が減る」です。

小学生の嫌いな教科ランキング1位を何年も継続している教科「算数」ですが、2021年度には24,6%の小学生が「嫌い」としました。

多くの小学生が算数に苦手意識を持ってしまう理由としては、主に四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)や繰り上げ、繰り下がりでのつまずきが挙げられます。

これらにつまづいてしまう子の多くは、数字の仕組みが理解できてないことが原因となっているのですが、そろばんではそのようなつまずきをすることはありません。

なぜかというと、そろばんには明確な珠の動かし方が決まっていて、それをルールに従って動かし、その後に数えればよいため、計算でつまずくことがほとんどないからです。

これでは、数字の仕組みが理解できないのではないかと懸念する方もいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの場合、計算をしていくうちにどうしてそうなるのかという理解が追い付くので、あまり心配する必要はありません。

参照:小学生白書Web版 学研教育総合研究所|学研 (gakken.co.jp)

右脳を活性化させることができる

3つ目は、「右脳を活性化させることができる」です。

一部のそろばん教室では、そろばんを使って計算を行う珠算を学び、その後に、そろばんを頭の中にイメージして暗算を行う珠算式暗算を学びますが、この珠算式暗算が右脳を活性化させます。

珠算式暗算が右脳の活性化に繋がることは早くから想定されていましたが、最近になって、脳に関する情報を測定する精密機器が開発され、これが事実であるということが証明されました。

右脳の活性化は、右脳内に存在する、想像力や創造力、記憶力を司る部位などを刺激し、成長させるということが最近では統計から明らかになっています。

これらの部位への刺激は、義務教育や学習塾に通うといった日常的な生活の中では得られないものであると同時に、お子様の能力を高め、将来の可能性を広げることに繋がります。

参照:右脳開発における珠算教育のあり方について|日本珠算連盟 (shuzan.jp)

   そろばんの効用|日本珠算連盟 (shuzan.jp)

やり方次第では競争力が身につく

4つ目は、「やり方次第では競争力が身につく」ということです。

そろばん教室には、そろばんの扱い方を学ぶための教室とそろばんを用いた計算の速さで競うように授業を行う教室の2通りが存在します。

2つ目に述べた計算速度を競うような教室では、生徒同士での競い合いが常に行われているため、間違いなく競争力が身につくと言えます。

また、最近では小学生世代のスポーツの全国大会を中止する検討が行われており、競争力が重要な現代で、小さいころから競争力を身につける環境が少なくなってきています。

そろばんは、スポーツではないため、そのような制約を受けないので、競争力を身につける習い事として良いのではないでしょうか。

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私どもが運営するToz(トズ)は、「子どもの無限の可能性を引き出す(Zレベルまで)」をコンセプトに、実用性のあるスキルと本質的なスキルとの両立を目指しています。

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そろばんTozでは、今後、そろばん以外にも作文教室などのさまざまなサービスを提供予定です。

グローバル化・多様化が加速していく社会の中で、子どもが「自由に」生きるための素養を身に着けるためには、実用性のあるスキルだけではなく、本質的なスキルを学ぶことも大切だと考えています。そうした観点から、受験準備のみを想定してスキルを身に着けるのではなく、リベラルアーツ(教養)教育の側面も補い、自律的な考え方・生き方ができるようになっていただきたく願っています。

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この記事の執筆者

そろばんToZ 編集部

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToZ」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行なっています。

そろばんToZ 編集部

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