子どもが勉強を好きになるためにできること
「子どもが勉強嫌いで困っている」「自分から勉強する姿が見られなくて不安」という思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、子どもが勉強を好きになるために親ができることをご紹介します。難しいことはありません。できそうなものから、試してみてください。
- 興味が湧くようにする
- リビング学習を取り入れる
- 「勉強しなさい」と怒らない
- ほめる言葉を忘れない
- ほかの子どもと比べない
- 本をたくさん読む
1.興味が湧くようにする
子どもに限ったことではありませんが、そもそも興味のないことを頑張るのは難しいでしょう。そのため、まずは勉強に興味が湧くようにしてあげる必要があります。
子どもが勉強に興味を持つようにするためにできることは、以下のようなことがあげられます。
- 親が子どもの勉強に興味を持つ
- 日常生活に勉強を取り入れる
子どもは親が好きなことや熱中していることに、興味を示してくることがありますよね。だからこそ、子どもが勉強に興味を持つためには、まず親が子どもの勉強に興味を持つことが大切です。
また、日常生活に勉強を取り入れるのもおすすめ。例えば、分数を習ってきたタイミングで、ケーキを切って4分の1や8分の1を形で表してみるのも良いでしょう。
また、社会科で選挙について習ってきたときは、家族で次の休みに行くところを投票して決める、選挙のような体験をしてみるのも面白いかもしれません。
机に向かって教科書を開くだけが勉強ではありません。子どもがもっと意欲的に勉強できるように、勉強が楽しいものだと教えていきましょう。
2.リビング学習を取り入れる
静かな子ども部屋で1人で勉強するよりも、リビングで勉強する子どもが増えています。
朝日小学生新聞が行なった「2019 年度 中学受験を経験した保護者に調査を実施 志望校選びや子育ての工夫をアンケート」の【学習環境】についてでは、以下のような答えがあがっています。
“・毎日のスケジュール管理は親がやり、コミュニケーションをとりながら、リビングで学習した。
・リビングで勉強がしやすいように、参考書や辞典、辞書、PC など使うものは全てリビングに置いた。”
このような答えがあり、中学受験を経験した家庭がリビング学習を取り入れているのが分かります。
親の目が届くリビングで学習した方が、安心感があり、より勉強に集中できるメリットがあります。また、素早く間違いを教えてあげることで、効率よく学習できるでしょう。
しかし、リビングで学習すると、気が散ってしまうことも考えられます。テレビは消す、おもちゃやゲームは見えないところに隠すなどの対応を取るようにしましょう。
3.「勉強しなさい」と怒らない
「勉強しなさい!」と強く言ってしまうことがあるかもしれませんが、これはNGです。子どもは「勉強しなさい」と言われるたびに、勉強する意欲が低下していきます。
「~しなさい」という言葉は、自由が制限されると感じてしまい、反発してしまうことも考えられます。
4.ほめる言葉を忘れない
- 自分から勉強ができて偉かったね
- 今回のテストはよく頑張ったね
- 分からなかったところが正解しているね
など、勉強している子どもをたくさん褒めてあげましょう。褒めることで、勉強に対するモチベーションは上がります。注意するばかりではなく、できるようになったことを見つけて、たくさん褒めてあげてください。
5.ほかの子どもと比べない
兄弟やお友達など、ほかの子どもと比べるのは避けてください。
- 〇〇君はもっと良い点数を取っているよ
- お兄ちゃんのようにもっと勉強しなさい
このように言ってしまいがちですが、ほかの子どもと比べられることで、勉強に対するやる気や自信が失われてしまうおそれがあります。
6.本をたくさん読む
本をたくさん読むと、学力が上がると言われています。
ベネッセが公開している「読書は「知識」と「思考力」の両方を伸ばす コロナ禍における子どもたちの心の安定にも効果」では、以下のような結果が出ています。
“読書の量(冊数)は、国語の「知識」と「思考力」のいずれの力にもプラスの効果”
読書をすれば、国語の知識、思考力が上がります。また、読書をたくさんした場合、偏差値が上がることも伝えられています。
さらに、読書は集中力が身につく効果も期待できます。
勉強を好きになってもらうために、読書を薦めるのは良いことだと考えられるでしょう。
子どもの疑問「なぜ勉強しないといけない?」への答え方
「なぜ勉強しないといけないの?」と、子どもが聞いてきた経験がある方も多いはず。また、大人でも、子どもの頃にこの疑問を投げかけたことがあるという方も少なくありません。
そこで、子どもに「なぜ勉強しないといけないの?」と聞かれたときの答え方もご紹介します。ぜひ確認してみてください。
- 視野を広げるため
- 逆に子どもに問いかける
1.視野を広げるため
勉強をして自分の知識を広げることで、今まで見ていたものとは違うものに気が付くようになります。つまり、勉強をすることで、視野を広げることができるのです。
また、知識が増えることで自由な考えができるようになり、自分の可能性も広がっていきます。そうすることで、将来の選択肢が増えます。
こういった話は、子どもにとって難しい話かもしれませんが、ゆっくり丁寧に伝えてみましょう。
さらに、「スポーツ選手になりたいから勉強は必要ない!」と言う子どももいるかもしれません。
しかし、スポーツ選手として世界で活躍するためには、英語を学ぶ必要もあるでしょう。こういった考え方もあることを伝え、勉強は何においても大切であることを伝えてみてください。
2.逆に子どもに問いかける
子どもに「自分はどうして勉強しないといけないと思う?」と問いかけてみるのもおすすめです。自分で考えた答えの方が、腑に落ちることも考えられます。
また、「お母さん、お父さんもわからないから一緒に考えていこう」と提案するのも良いかもしれません。
子どもは、大人が伝えるありきたりな言葉や、ごまかしを見抜きます。だからこそ、一緒に考えていこうと正直に伝えるのも良いでしょう。
子どもが勉強を好きになる習い事3選
子どもの習い事は、数多くあります。数ある習い事の中から、子どもが勉強を好きになるのにおすすめの習い事を3つご紹介します。
- プログラミング
- 学習塾・通信教育
- そろばん
習い事 | 月謝 |
プログラミング | 4,000円~20,000円 |
学習塾・通信教育 | 2,000円~60,000円 |
そろばん | 4,000円~12,000円 |
それぞれ、勉強が好きになるであろう理由とともにご紹介します。ぜひご確認ください。
1.プログラミング
プログラミングは、自分が作ったプログラムでロボットなどが動く体験ができます。子どもが普段行うゲームや勉強の場合、決まったことをするケースが少なくありません。しかし、プログラミングでは、自分が作ったものがその通りに動くという特別な体験ができるのです。
さらに、プログラミングを通して、日常的に使用しているモノの仕組みを学ぶことができます。机に向かって勉強するのではなく、子どもが何気なく抱く疑問を解決するきっかけになることもあり、意欲的にプログラミングを学ぶ子どもも多いようです。
興味が湧くからこそ学びたくなるという流れが作られるため、プログラミングを習うと勉強が好きになることが期待できるでしょう。
2.学習塾・通信教育
学習塾に通うことで、わからないことをしっかり解決できることが期待できます。わからないことをわからないままにしておくと、勉強がどんどん遠のいてしまうおそれがあります。しかし、わからないことがわかるようになる体験をすることで、勉強が好きになっていくことが期待できるでしょう。
また、自分のペースで行なえる通信教育の方が、やる気が出るという子どももいます。子どもの学力にあった通信教育を見つけられれば、より楽しく勉強ができるようになるでしょう。
学習塾が合うのか、通信教育が合うのかは、子どもによって異なります。子どもがより良い環境で楽しく勉強ができるように、どちらが向いているのか、考えてあげましょう。
3.そろばん
そろばんは、モチベーションが上がりやすい習い事のひとつです。検定試験が用意されているため、試験合格に向けて勉強がしやすいメリットがありますし、成功体験を積むことも可能です。
また、処理能力のスピードアップや、集中力の強化が期待できるため、子どもは素早く答えを出せることに喜びを感じるようになるでしょう。
こういった体験から、勉強することが楽しくなり、より勉強に意欲的になることが期待できます。
達成感が得られる!わかりやすい目標のある「そろばん」がおすすめ
先述した通り、そろばんは達成感が得られやすい習い事のひとつです。検定試験があるため、モチベーションを上げることもできますし、成功体験を積むこともできます。
小さな目標を立ててクリアしていく体験を続けることで、勉強することが楽しくなっていくでしょう。
さらに、そろばんは計算力だけでなく、集中力、情報処理能力、記憶力、観察力も鍛えられる習い事です。また、学習サイクルを身に着けられるメリットもあります。
勉強に必要な能力も鍛えられるため、勉強を好きになってもらうための習い事を探しているのなら、ぜひそろばんを検討してみてください。
子どもの計算力×思考力×継続力を伸ばすなら|そろばんToz
驚愕のキャンペーン実施中!初月無料&そろばん+教材プレゼント
期間限定で、3つのキャンペーンを実施中です。
- そろばんを無料プレゼント
- 初心者用教材を無料プレゼント
- 初月無料でレッスンが受講できる
私どもが運営するToz(トズ)は、「子どもの無限の可能性を引き出す(Zレベルまで)」をコンセプトに、実用性のあるスキルと本質的なスキルとの両立を目指しています。
<こんなことでお悩みではありませんか?>
- 自分がずっと算数や数学で苦労してきたので子どもに同じ思いをさせたくない
- 子どもに集中力がなくて将来が心配…
- 子どもの才能を伸ばしたい
- 子どもに効率的に学習してほしい
- 子どもが算数に苦手意識を持っている
- 子どもに楽しみながらスキルを身に着けてもらいたい
そろばんを通して、これらの実用性のあるスキルを身に着けることができます。
- 知的好奇心
- 物事を素早く正しく読み取る力
- 数字に対する強さや慣れ
- 集中力
- 忍耐強さ
- 基礎的な処理能力
- 地頭力
さまざまなスキルが養われることにより、勉強に意欲的に取り組めたり算数に強くなったりします。勉強に対する苦手意識を克服し、自信をつけることも可能です。
実用性のあるスキルは、「中学受験合格」にも欠かせない素養です。昨今、中学受験のニーズの増加に伴い、受験体先の早期化が進行。大手学習塾に小学3年生から入塾する場合、入塾までに地頭力や基礎的な処理能力など、勉強の基礎となる能力を高めておく必要があります。
そろばんTozでは、今後、そろばん以外にも作文教室などのさまざまなサービスを提供予定です。
グローバル化・多様化が加速していく社会の中で、子どもが「自由に」生きるための素養を身に着けるためには、実用性のあるスキルだけではなく、本質的なスキルを学ぶことも大切だと考えています。そうした観点から、受験準備のみを想定してスキルを身に着けるのではなく、リベラルアーツ(教養)教育の側面も補い、自律的な考え方・生き方ができるようになっていただきたく願っています。
そろばんTozなら自宅学習がはかどる
そろばんTozでは、オンラインレッスン以外でも自宅学習ができるよう、無料で見れる動画教材を用意しています。動画では、「そろばんとえんぴつのもち方」や「たし算やひき算のやり方」などの動画を公開。そろばんでのたし方・ひき方がわからなくなってしまった場合や計算方法を確認したい場合など、ニーズに応じて活用できます。親御さんが動画を見ながらお子さんを指導する際にも、動画を利用すれば、正しい方法を指導することが可能です。
▼そろばんの動画教材一例
【関連記事】
こちらの記事では、お子様の教育における課題や大切なこと、親が気を付けるべきことなどについて解説しています。