総則一 Toz運営代表は、教室監督と互いに協力し、指導が全ての生徒に対して公平に行なわれるよう充分な配慮を行う。
総則二 教室監督はToz運営代表と互いに協力し、教室において、指導が優先されるよう、最大限の配慮を行う。
総則三 そろばんTozに通う生徒・保護者は、総則一・二を理解・了承したうえで通学するものとする。また、ガイドライン運用で判らないことがあるとき、指導優先を妨げない上で、教室監督に尋ねることができる。教室監督はその質問内容を吟味し、答える必要がある場合には、指導優先を妨げずに答えることとなる。
総則四 日本国憲法第十二条【自由・権利の保持の責任とその濫用の禁止】の考え方、及びそろばんTozガイドライン総則一と二に基づき、そろばんTozでは、迷惑行為・概念を定めるものとする。指導時間中の迷惑行為について、教室監督はそれを抑止する。またコーチは教室監督と協力し、教室監督の迷惑行為を抑止する権限を、指導時間中に活用することができる。
総則五 生徒一人ひとりの可能性を大切にしながら正しい内容を身につけてもらうことを目的とした教育サービスの提供において、指導方法の差異が生じることは特別なことではない。
教室監督とコーチは、そろばん指導を提供するにあたり、生徒一人ひとりの進度・状態を観察する努力を行う。結果として、指導方法の差異が生じても、総則一・二へ還るものとする。
細則一【声の大きさ】
コーチ・生徒・監督共に、適切な声の大きさについて配慮を行うものとする。
下に指標をあげる。
・ひとりごとのとき(九九暗唱など)
・コーチと2人で話すとき
・指導を目的にコーチと3人以上で話すとき
・監督が教室全体へ連絡するとき
・監督が大きな声を出して、生徒の行動を抑止しなければならない時(このケースが存在しないのが望ましい)
低学年向けの別称
・アリの声
・ことりの声(コーチ含め3-4人)
・ゾウの声(全体への連絡)
・ゾウの遠吠えの声(生徒の行動を抑止)
細則二【インターネット利用について】
そろばんTozでは、インターネット上の誹謗中傷に関して、顧問弁護士と協力し、断固厳密に対処する。
細則三【指導時間中のコーチについて】
コーチが担当する生徒の集まりを「島」と呼ぶ。
コーチ各位は、総則一・二に基づき、教室状況に応じて各島ごとに、連携プレーを行うものとする。教室監督も、同様の連携プレーを行うものとする。
細則四【指導時間中の生徒とコーチについて】
コーチとは異なり、生徒においては、担当のコーチの指導に乗っ取り、別の島への立ち歩き・私語は禁止とする。
また、担当コーチが指導中の際に、話しかけることを固く禁止する。
採点をしてもらうとき・物品を忘れてコーチに話しかける必要があるときは、静かに手を挙げ、前を向き、着席して待つこと。
細則三に基づき、各コーチは、各島を越えたとしても、手を挙げる生徒の元へ行くようにする。
採点待ちの時間を減らすために、指導時間が確保される状況の手前のタイミングで、教室全体に向けて「採点待ちの人はいませんか?」と声かけをこまめに行うことが望ましい。
コーチの手が足りないときは、別のコーチへ声を掛け合い、互いに協力し合うものとする。
特に採点がたまっているときには、コーチ同士において、積極的に声を掛け合えることが、望ましい。
教室監督も同様に、協力するものとする。
細則五【教室環境の維持のために】
総則四に基づき、生徒が過度の迷惑行為を、コーチ・監督から度重なる抑止を受けても、行い続ける場合には、イエローカードの処置を行う。イエローカードの処置が3回で保護者へ連絡、5回で退塾の勧告を行う。
イエローカードを処置する権限はコーチと教室監督それぞれにある。
但し、コーチと教室監督は、イエローカードを処置する前に、該当の生徒に対して、必ず予告をしなければならない。
予告を行って、迷惑行為が止んだ場合には、イエローカードを処置することは禁止する。
(一例)
①「ここでそれは迷惑になります。やめましょう」と伝える。
②止まらない場合「さっきも言ったよね?次同じことをしたら、イエローカードです」
促しにも関わらず止まない場合は、イエローカードを処置してよい。
③「言ったよね?イエローカードです」
→場合によっては、この③が2回までなら繰り返されるかもしれない。
再三の説明と予告に関わらず、迷惑行為が止みそうにない場合、イエローカードを処置することとなる。
細則六【持ち物規定】
コーチ各位は、授業中において、担当の生徒やカルテの確認をするためだけに、スマホやパソコンの使用をすること。
生徒は教室に授業に関係ないものや遊び道具を持ち込まない。入室の時点で所持していた場合には、カバンの奥底にしまうこと。筆箱にしまうことは、禁止する。