この記事では、そろばんの割り算の一番難しいであろう「割り戻し (還元) 」のやり方を丁寧に解説します。
割り戻しを習ったけど、わからなかった方、復習したい方におすすめの記事です。
ぜひ記事と一緒にそろばんに数を入れてみましょう。
さて、そろばんの割り算のやり方は「両落とし」と「片落とし」があります。
今回は、そろばんに割られる数をおく「片落とし」での「割り戻し」で説明します。
割り戻しとは?
/wp:heading wp:paragraphそろばんの割り戻しとは、割られる数から引き算ができない時に商を1減らして割られる数に戻すことをいいます。
また、割り戻しのことを還元とも言います。
割り戻しは、割る数が2けた以上の時に使うことがあります。
割り戻しをする回数は、1回とは限りません。
計算できるまで何度も使う場合があります。
特に、2回以上割り戻すことを大還元といいます。
じゅんび
/wp:heading wp:image {“id”:3821,”sizeSlug”:”large”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph左手のなかゆびとひとさし指を絵のようにします。
ピースサイン、チョキの指です。
なか指は、10のくらいの数をあらわしています。
ひとさし指は、1のくらいの数をあらわしています。
割り戻しのやり方
/wp:heading wp:paragraph割り戻しのやり方を「1,638÷26」で説明します。
/wp:paragraph wp:heading {“level”:3}① 16÷2をする
/wp:heading wp:image {“id”:4703,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraphまず、割られる数をそろばんにおきます。
次に割られる数のいちばん左の数 1 と割る数の 2 を比べます。
割られる数の方が割る数よりも小さいので、2けたをみます。
16 の下に左手をおきます。
割られる数 16 から 16(=2×8) を引きます。
さいしょの割り算はどこまで見ればよいか迷った方は、こちらの記事で復習しましょう。
②左手を右にずらす
/wp:heading wp:image {“id”:4707,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph左手を右にずらします。
中指の上には 0 、人差し指の上には 3 になります。
③48 (=8×6)を引く
/wp:heading wp:paragraph割られる数の 03 から①の商 8 ×割る数の右の数 6 の答え 48 を引きたいです。
しかし、03-48 はできません。
④商を1減らす (7にする)
/wp:heading wp:image {“id”:4708,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph①でおいた商 8 から 1 減らして、7 にします。
/wp:paragraph wp:heading {“level”:3}⑤2をもどす
/wp:heading wp:image {“id”:4709,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph左手の中指の上に割る数の 2 をもどします。
左手の上の数 (割られる数) が23になりました。
どうして2を戻すの?
/wp:heading wp:paragraph①で商を8にすると 8×2=16 で 16-16=0 になります。
①で商を7にすると 7×2=14 で 16-14=2 になります。
2-0=2 だから、2 を割り戻します。
⑥42 (=7×6)を引く
/wp:heading wp:paragraph割られる数の 23 から④の商 7 ×割る数の右の数 6 の答え 42 を引きたいです。
しかし、23-42 はできません。
⑦商を1減らす (6にする)
/wp:heading wp:image {“id”:4710,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph④でおいた商 7 から 1 減らして、6 にします。
/wp:paragraph wp:heading {“level”:3}⑧2をもどす
/wp:heading wp:image {“id”:4711,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph左手の中指の上に割る数の 2 をもどします。
左手の上の数 (割られる数) が43 になりました。
どうして2を戻すの?
/wp:heading wp:paragraph商を7にすると 7×2=14 で 16-14=2 になります。
商を6にすると 6×2=12 で 16-12=4 になります。
4-2=2 だから、2 を割り戻します。
⑨36 (=6×6)を引く
/wp:heading wp:image {“id”:4713,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph割られる数の 43 から割り戻し後の商 6 ×割る数の右の数 6 の答え 36 を引きます。
/wp:paragraph wp:heading {“level”:3}⑩7÷2をする
/wp:heading wp:image {“id”:4714,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph7÷2 をします。商の 3 は中指のすぐ左におきます。
割られる数 7 から 6(=2×3) を引きます。
⑪左手を右にずらす
/wp:heading wp:image {“id”:4716,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph左手を右にずらします。
中指の上には 1 、人差し指の上には 8 になります。
⑫18 (=3×6)を引く
/wp:heading wp:image {“id”:4717,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph割られる数の 18 から商 3 ×割る数の右の数 6 の答え 18 を引きます。
/wp:paragraph wp:heading {“level”:3}⑬答えは、63
/wp:heading wp:image {“id”:4718,”sizeSlug”:”full”,”linkDestination”:”none”} /wp:image wp:paragraph答えは、63です。
/wp:paragraph wp:headingまとめ
/wp:heading wp:paragraph割り戻しのやり方はわかりましたか?
まずは慣れるために割り戻しのある割り算を練習しましょう。
割り戻しのある割り算はこちら
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