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引き算の分かりやすい教え方から教える際の注意点やおすすめの勉強法を紹介

引き算の分かりやすい教え方

引き算を分かりやすく教えるには、いきなり引き算の式から計算するのではなく、順序立てて教えることが大切です。

引き算を教える順序は、以下の通りです。

  1. 引き算の意味を理解させる
  2. モノを使って視覚的に教える
  3. サクランボ計算で繰り下がりのある引き算を教える

1.引き算の概念を理解させる

まず、算数の意味を理解させることから始めます。引き算は、引かれる数から引く数を減らして、その差を求める計算です。子どもは、「引く」という意味自体が分からない場合も少なくありません。引くという言葉を、子どもが理解しやすい「なくなる」などの言葉に置き換えてあげましょう。

例えば「5 – 2」では、「5から2なくなったら、残りはいくつ?」といった具合です。元の数より少なくなることが減るということであり、引き算は残った数を求めることだと理解してもらうことが大切です。

2.モノを使って視覚的に教える

次に、モノを使って視覚的に教えましょう。数が減っていく様子を目で見ることで、引き算が理解しやすくなります。積み木やおはじきを使うのも良いです同じ種類のモノを揃えることが重要で、色や形が同じ物を用意します。初めて引き算をする際には、モノに統一感がないと、混乱する場合があるため注意しましょう。

このステップでは、引かれる数から引く数を1つずつ減らしていく方法で教えます。次のステップであるサクランボ計算がスムーズになるよう、5や10から引くパターンを覚えるようにすると良いです。

最終的には、引き算の答えが分かるだけでなく、モノを使った引き算を式に直し、式の書き方や読み方を覚えることを目標にします。できれば、答えにはモノに対する単位をつけることを教えましょう。

3.サクランボ計算で繰り下がりのある引き算を教える

モノを使った引き算をこなせるようになった後は、サクランボ計算を活用して、繰り下がりのある引き算を教えます。サクランボ計算とは、サクランボの形で数字を分解する方法です。

数字の分解は、例えば「13 – 5」の引き算では、13を10と3に分解し、10から5を引いた数に3を足して答えを導き出します。まず親が2つの数字に分解することから始め、次の段階では左側だけを示し、最終的に子どもが分解できるように進めましょう。

引き算を教える際の注意点

引き算は順序立てて教えていても、なかなか理解されないことも多くあります。そのため、引き算を教える際には、以下の点に注意が必要です。

  1. スモールステップを心がける
  2. 無理強いしない
  3. 努力する子どもの姿を認める

ここでは、注意するポイントについて解説します。

1.スモールステップを心がける

引き算を教える際には、分かったからといって次々進めず、スモールステップを心がけましょう。似たような問題を繰り返し、本当に分かっているのか確認が必要です。引き算は基本的なことが分からないと、繰り上がり算や文章題を解くことはできません。理解が不十分なまま次のステップに進むうちに、引き算が嫌いになる可能性があります。先に進むよりも、モノを使って視覚的に教えることに時間をかけ、5や10から引くパターンや分解を根気よく取り組みましょう。

2.無理強いしない

子どもがやる気を示さない時は、無理強いするのは禁物です。「やりなさい」と命令したり、学習時間や問題数にこだわって押し付けたりするのは、好ましいことではありません。

やる気が見られない場合や集中できない時は、小さな目標を設定してあげましょう。1問だけ、もしくは簡単な問題だけを解くよう提案してみます。小さな目標をクリアすることで、引き算に対してポジティブな印象をもってもらえるでしょう。また、学習時間内に集中が途切れるようになった場合は、適宜休憩をはさんで気分転換すると、集中して臨めるようになります。

3.努力する子どもの姿を認める

引き算に取り組んでいる中で、子どもがやり遂げたことは、しっかりと褒めてあげましょう。たとえ小さな進歩でも良い点を見つけ、その努力を認めてあげることが、子どもの自信につながるのです。

子どもは親に褒められると喜び、褒められたいから頑張るという姿が見られます。これは、「親に認められている」「自分ならできる」という自己肯定感が高まっている状態です。自己肯定感が高いほど、前向きに頑張ろうとします。対して、自己肯定感が低いと、自分に自信が持てず、失敗を恐れてチャレンジできなくなってしまうのです。そのため、努力する子どもの姿を認めることは非常に重要になるといえます。

引き算でおすすめの勉強法


引き算は、より多くの問題を解くことが上達への近道です。毎日コツコツと繰り返し学習して身につけていきましょう。そこで大切になってくるのが、引き算の勉強法です。ここでは、おすすめ勉強法を紹介します。

おすすめするのは、以下の通りです。

  1. 知育玩具を利用する
  2. 10マス計算にチャレンジする
  3. 計算ドリルやプリントを活用する
  4. そろばん教室で学ぶ

1.知育玩具を利用する

知育玩具を利用し、楽しく引き算に取り組むのも1つの方法です。知育玩具は、一般の玩具と異なり、知育の促進を目的としているため、子どもの発達段階を考えて作られています。

パズルやタブレットなど様々なタイプがあるので、子どもが興味をもちそうな知育玩具を選びましょう。遊びながら引き算をすることで、引き算を解くことが面白くなり、自発的に学ぶようになるでしょう。

2.10マス計算にチャレンジする

引き算がある程度できるようになった子どもには、10マス計算がおすすめです。100マス計算(縦10と横10のマス)のミニ版で、横10と縦1の合計10マスを使います。100マス計算では100回も計算するので大変ですが、10マス計算は10回計算するだけです。

横の数字は、0から9までの数字をランダムに記入しましょう。子どもが自由に書き入れても良いです。制限時間を設定して取り組むと、正確性に加えてスピードアップも期待できます。10マス計算にゲーム性をもたせると、楽しく引き算に取り組めるようになるでしょう。

3.計算ドリルやプリントを活用する

引き算の問題をより多くこなすのであれば、計算ドリルやプリントの活用がおすすめです。繰り下がりなど複雑な引き算を解くためには、一桁の引き算が素早く解けることが大切になります。

同じ問題で良いので、繰り返し解きながら、答えを暗記してしまいましょう。間違った問題は、どこにミスがあるのか明らかにし、再度解き直します。計算ドリルやプリントを活用し、解けたという経験を積み重ねて自信をつけさせましょう。

4.そろばん教室で学ぶ

引き算の習得には、そろばん教室で学ぶ方法が有効です。そろばんは、一珠と五珠を操作し珠の配置で答えを出すため、数字を量として捉えることができ理解しやすいのです。一の位では、1つの五珠と4つの一珠で「9」を表します。この段階で、「9−4」「6−1」といった一珠のみを動かすいくつかの引き算が簡単にできるでしょう。

また、そろばんでは「補数」を使って計算します。補数とは、2つの数を加えると一定数になる組み合わせのことです。例えば、「8−4」の計算では、4の補数は1なので、5を引いて1を足すと考えて珠を動かします。

小さな子どもは、適切な指導のもと、理屈ではなく感覚で珠を動かせるようになるのです。計算の仕方や指の使い方が身につくと、二桁や三桁の引き算への移行も難しいことではありません。さらに、繰り下がりの引き算を暗算ですることが可能になります。これらのことから、単純な数や難しい引き算の習得には、そろばんが有効といえるのです。

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この記事の執筆者

そろばんToZ 編集部

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToZ」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行なっています。

そろばんToZ 編集部

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