子供の習い事にかかる月の平均費用は公立小学校の生徒の場合、17,870円
文部科学省の調査結果をまとめると以下のようになりました。
習い事にかかる月平均費用 | 公立 | 私立 |
幼稚園生 | 6,991円 | 13,804円 |
小学生 | 17,870円 | 53,907円 |
幼稚園生、小学生のいずれにおいても、私立の生徒にかかる費用は公立の生徒にかかる費用の2倍~3倍近くの金額となっていることが分かります。
費用が安く人気の習い事
ここでは、費用があまりかからず、気軽に始めることのできる習い事5つについて、かかる費用と習うメリットを紹介していきます。
・サッカー
・スイミング
・ピアノ
・そろばん
・書道
各習い事の平均月謝をまとめると以下の表のようになりました。
習い事 | 平均月謝 | 習うメリット |
サッカー | 2,000円~3,000円 | 体力、協調性、競争力の向上など |
スイミング | 6,000円~8,000円 | 泳げるようになる、体力の向上、全身の筋肉の発達など |
ピアノ | 6,000円~8,000円 | 表現力、音を聞き取る能力の向上など |
そろばん | 4,000円~12,000円 | 計算力、集中力の向上など |
書道 | 2,500円~4,000円 | 字が綺麗に書けるようになる、座っている時の姿勢が良くなるなど |
サッカー
・平均月謝は2,000円~3,000円
サッカーの平均月謝額は2,000円~3,000円と非常に安く、また、サッカーシューズも小学生までであれば数千円で買えてしまうため、非常に始めやすいのではないでしょうか。
平均月謝が安い理由は、ほとんどのスポーツ少年団が小学校などのあまりお金がかからない場所で練習や試合を行っているからです。
・メリット
サッカーを習うメリットとしては、体力や協調性、競争力などの向上が挙げられます。これらはいずれも、子供がゲームなどをする時間が増えてしまった現在、なかなか味わうことのできないもので大きな経験となるのではないでしょうか。
スイミング
・平均月謝は6,000円~8,000円
スイミングの平均月謝額は6,000円~8,000円となっていて、他の習い事と比べると月謝が少し高いように感じるかもしれませんが、水着などの必要な道具はほとんど買いなおす必要がないため、結果的には他の習い事と金銭面ではあまり変わりがないと言えます。
・メリット
水泳を習うメリットとしては泳げるようになることの他に、体力の向上や全身の筋肉の発達が挙げられます。水泳を習うとある程度泳げるようになりますが、泳げること自体が走ることと同じ程度重要であり、また、水泳は他のスポーツと比べても体力の消耗が激しく、全身の力を必要とすることから、上に述べた3つのメリットが見込めると言えます。
ピアノ
・平均月謝は6,000円~8,000円
ピアノの平均月謝額は6,000円~8,000円となっていて、楽譜などは数千円程度となっています。ピアノは、他の習い事と比べると月謝が少し高いように感じるかもしれませんが、音楽系の習い事の中では特に安いと言えます。その理由としては、ピアノの習い事では他の習い事とは異なり、自分の楽器を買う必要が特にないというのが大きいのではないでしょうか。
・メリット
ピアノを習うメリットとしては、表現力の向上や音を聞き取る能力の向上が挙げられます。
ピアノを演奏するときは、自分が何を感じ、それをどのように表現するかが特に必要とされるため、表現力が向上します。また、演奏をする上で音を正確に聞き取る必要があるため、耳が良くなりますが、耳の良さは語学の習得にも大きく役立ちます。
そろばん
・平均月謝は4,000円~12,000円
そろばんの平均月謝額は4,000円~12,000円と他の習い事に比べて少し高くなっていますが、これは週の授業回数や1回あたりの授業時間が他の習い事に比べて大きいことが主な原因です。そのため、授業回数などを調整すれば他の習い事と金額的にあまり変わらないと言えるでしょう。
・メリット
そろばんを習うメリットとしては、計算力の向上や集中力の向上が挙げられます。そろばんでは、実際に玉を弾いて計算を行うため、慣れてくるとそろばんがなくてもあたかもそこにそろばんがあるかのように計算することができるようになるため計算力が向上します。また、そろばんでは問題を解く時、頭で考えながら指を数十回~数千回動かす必要があるため、集中力も上がると言えます。
書道
・平均月謝は2,500円~4,000円
書道の平均月謝額は2,500円~4,000円となっており、筆などの必要な道具は学校での授業でも使うことができるため、非常に安く済ませることのできる習い事と言えます。
習字では、墨汁や半紙などを消耗しますが、いずれも安いためこのような金額設定となっているのではないでしょうか。
・メリット
習字を習うメリットとしては、字がきれいに書けるようになることや椅子に座っているときの姿勢が良くなることが挙げられます。これらはいずれも、デスクワークが増えた現在、とても役立つ能力であり、将来大きな役に立つと言えるのではないでしょうか
習い事を選ぶ時の注意点
ここでは、習い事を選ぶ時に気をつけておくべきことを2つ紹介します。
・月謝以外の費用にいくらかかるか
・子供が十分に学べる環境か
月謝以外の費用にいくらかかるか
まず、1つ目は、月謝以外の費用にいくらかかるかを知るということです。
習い事には、月謝の他にも必要な道具を買いそろえるための費用がかかりますが、それ以外にも施設費などが別途請求されることがしばしばあります。
そのため、場合によっては施設費などがかさみ、家計の負担となってしまうケースも見られます。
そのような問題を防ぐためにも、月謝だけをみて選ぶのではなく、その他にかかる費用を調べ、それも含めて選ぶのが良いでしょう。
お子様が十分に学べる環境か
次に、2つ目はお子様が十分に学べる環境かを知るということです。
お子様が十分に学べる環境であるかどうかというのは、お子様をその習い事に通わせる目的を明確にしなければ判断することはできません。例えば、子供はサッカーの個人技術を磨くことを目的として習い事に通っていたとしても、そのチームの目的が楽しむことであれば効果があまり見込めないのは当然と言えるでしょう。
実際、同じ習い事でも、教室ごとで目的が大幅に異なるため、その習い事に通わせる理由とその教室の目的が一致しているかが重要です。
最近では、無料体験を行っている教室も多いので、事前にお子様に体験をさせてみて感想を聞いてみるのも良いでしょう。
習い事にかかる費用を抑えるコツ
ここでは、習い事にかかる費用を抑えるコツを2つ紹介します。
地域施設を用いた習い事やオンラインの習い事を選ぶ
まず、1つ目は、地域施設を用いた習い事やオンラインの習い事を選ぶことです。
このような習い事は、いずれも施設費がほとんどかからないため、費用を抑えることができます。
例えば、英会話スクールでは、施設費が月謝などに含まれていますが、オンラインであれば施設費は少なくともかからないため、自前の教室を構えて行っている英会話スクールと比べれば費用が安くなるのは当然と言えるでしょう。
キャンペーン時に入会する
次に、2つ目はキャンペーン時に入会することです。
どの習い事においても教室によって入会費などはバラバラで、安い教室から高い教室まで様々な教室があり、初期費用が高くついてしまう教室は少し、手が出しにくいように感じてしまうと思います。
しかし、そういった教室では、生徒が増やせそうな夏休みなどの長期休暇に初期費用の大幅な減額や無料化などのキャンペーンを行うことが多いです。
そのため、そういった機会に、手が出しにくいと感じていた教室について調べてみるのも良いでしょう。
また、平常時でも紹介キャンペーンなどのキャンペーンを行っている教室もあるので定期的に調べてみるのが良いでしょう。
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