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子どもの習い事が続かない原因はモチベーション?対処法・解決策をご紹介

習い事が続かない子どもは意外と多い

子どもの習い事が続かないことで悩んでいる家庭は、意外と少なくありません。子どもが習い事を辞めたいと伝えてくることも多いようです。

小学館が運営するHugKumの「子どもが「習い事を辞めたい」と言ってきたら・・・続けるべき?辞めるべき?対処法は?ママパパに徹底調査!」では、以下のようなアンケート結果を公開しています。

“お子さんが辞めたいと言ったことがあるとい人は45%強”

そして、辞めたいと言った結果すぐに習い事を辞めた割合は25%弱でした。さらに、辞めたいと言われた後も続けたけれど、結局は辞めたという家庭が30%近くいたようです。このように、子どもが辞めたいという割合も、習い事を辞めてしまう割合も、意外と多いことが分かります。

子どもの習い事が続かない理由とは

子どもの習い事が続かない理由には、どのようなものがあげられるのでしょうか。理由が分かれば、解決するカギが見つかるかもしれません。

子どもの習い事が続かない理由として、考えられるものを8つご紹介します。当てはまるものがあるのか、確認してみてください。

  • 子どもがやりたいことではなかった
  • 達成感が得られない
  • 先生との相性が良くない
  • 仲の良いお友達がいない
  • 難易度が上がりついていけなくなった
  • 遊びの方が楽しくなった
  • 時間的に習い事が負担になった
  • 習い事に行くのが面倒になった

1.子どもがやりたいことではなかった

そもそも、子どもが嫌がる習い事は、子ども自身がやりたいと伝えてきたものかどうかを思い出してみましょう。子どものためを思い親が通わせている習い事の場合、子どもはやりたいことと違うために、辞めたいと伝えてくると考えられます。

2.達成感が得られない

達成感が得られない習い事の場合、つまらないと感じてしまい、続けるのが難しくなることが考えられます。頑張って練習したとしても、その成果を披露できる場がなければ、モチベーションは上がりづらくなるでしょう。

  • 発表会のないピアノ教室
  • 試合のないサッカー教室
  • テストのないスイミングスクール

これらは練習してきた成果を発揮する場がなく、やる気が出ないおそれがあります。やる気が出ない習い事は、続けていくのが難しいでしょう。

3.先生との相性が良くない

先生との相性が良くないと、習い事を続けるのは難しくなるでしょう。褒めて伸びるタイプの子どもに対して、厳しく指導する先生がついてしまうと、子どもは習い事を楽しめません。

子どもに合った教室、先生を見つける必要があるでしょう。

4.仲の良いお友達がいない

学校や幼稚園・保育園だけでなく、習い事にも人間関係が関わってきます。仲の良いお友達がいない場合や、習い事にいる他の生徒との関係がうまく築けていない場合、習い事に行くのが嫌になると考えられます。

「子どもの習い事に対する親の価値観とペアレンティングスタイル― 子育て絵本の効果 ―」という論文では、以下のように伝えています。

“習い事に求められているものは、特別な知識と技術を得ることではなく、体力や集中力など生活の中で役に立つ力を身につけること、また指導者や友人などと豊かな人間関係を育てることである”

習い事で学べるものは、知識や経験だけでなく人間関係でもあります。その人間関係がうまくいっていないと、子どもは習い事を辞めたいと伝えてくる可能性があるでしょう。

5.難易度が上がりついていけなくなった

習い事を続けていくと難易度が上がり、ついていけなくなることもあるでしょう。できないことが増えると、習い事に行くのが憂鬱になってしまいます。

例えば、サッカーの場合、利き足でのドリブルはうまくいくけれど、反対の足でのドリブルがなかなかできずに苦戦することがあります。練習を続ければできるようになる可能性が高いのですが、できないことが続くと練習自体が嫌になってしまうことも考えられます。

6.遊びの方が楽しくなった

公園で思いっきり遊んだり、お友達と一緒にゲームをしたりする、子どもならではの遊びの方が楽しくなり、習い事に行く時間が惜しいと思うようになるケースもあります。

どうしても遊びを優先したいから習い事には行きたくない」と考えているかもしれません。

7.時間的に習い事が負担になった

小学生になった、ほかの習い事を増やしたなど、環境が変わったことで時間的に習い事に行くのが難しくなることもあります。今までなら習い事に行っていた時間でも、疲れが溜まり休みたいと思うようになることもあるでしょう。

習い事の時間選びを間違えると、子どもの身体にも心にも負担が増えるケースも考えられます。

8.習い事に行くのが面倒になった

習い事の教室が自宅から遠くて通うのが大変だったり、ほかの習い事や学校の時間によって急いで習い事に行かなくてはいけなかったりすると、どんどん習い事に行くのが面倒になる可能性もあります。

子どもの習い事が続かないときの対処法とは

続いて、子どもの習い事が続かないときに、親としてどのような対応をすれば良いのかをご紹介します。

なぜ子どもの習い事が続かないのか、子どもが習い事を嫌がるのかの原因を探り、その原因を解決する方法を見つけてみてください。

  • 原因を見つけるために話し合う
  • できているところを見つけて褒める
  • 親子で練習する
  • 習い事の先生に相談する
  • わかりやすい目標を作る
  • 思い切って辞めるのもひとつの手

1.原因を見つけるために話し合う

最も大切なのは、習い事が続かない原因を見つけることです。子どもがなぜ習い事に行きたがらないのか、辞めたがっているのかを知ることから始めましょう。

子どもの年齢によっては「なぜ習い事を辞めたいの?」と聞くだけでは、本当の理由はわからないかもしれません。子どもが習い事に対してどのような気持ちでいるのか、話を遮ることなく、全てを聞いてあげましょう。

2.できているところを見つけて褒める

習い事に対してのモチベーションが上がっていないようであれば、できているところを褒めてあげるのも良いでしょう。

  • 真剣に先生のお話が聞けてえらいね
  • この前までできなかったところができるようになってるね
  • 嫌いな練習にもしっかり参加できてすごかったね

どんなに小さなことでも構いません。ぜひ、やる気が上がるように褒めてあげてください。

3.親子で練習する

習い事の難易度が上がり、ついていくのが大変であれば、親子で練習する時間を作ってみましょう。子どもだけで練習するよりも楽しい時間になるように、親子で一緒に練習してみてください。

4.習い事の先生に相談する

習い事に対してのモチベーションが上がっていないことや、教室や先生に対して不安がある場合は、直接先生に相談するのも良いでしょう。

もともとの教室の方針が合わない場合は教室を変えた方が良いと言えますが、そうでない場合は、先生に相談してみてください。

特にたくさんの子どもが同時にレッスンを受ける習い事の場合、先生が子どもの習い事に対する不安に気付けていない可能性もあります。伝えることで対策を考えてくれる場合もあるため、相談してみてください。

また、相談した時に先生の対応に不満を感じるようであれば、先生を変える、もしくは教室自体を変えるなどの対応を取った方が良いでしょう。

5.わかりやすい目標を作る

わかりやすい目標を立てるのもおすすめです。ここで重要なのが、近いうちにクリアできそうな目標を立てることです。大きな目標を立ててしまうと、目標をクリアするまでに時間がかかり、余計に習い事が嫌になる可能性があります。

子どもが「習い事を頑張ろう!」と思える目標を親子で立ててみてください。

6.思い切って辞めるのもひとつの手

習い事を嫌がるようなら、思い切って辞めるのもひとつの手です。子どもの習い事が続かないことを悩んでいる場合、辞めるのを決断するのも大変かもしれません。

また、習い事を辞めてしまうと辞め癖がついてしまうのでは?と心配してしまう方もいるでしょう。

しかし、教育評論家の親野智可等さんが、日経DUALの『「習い事をやめたい」と言われたら、やめさせるべき』で下記のように伝えています。

“やりたくないことを無理やりやらされると、子どもの成長にとって悪影響しかありません。嫌なことでは頑張れませんし、叱られることも増えます。能力も伸びませんし、自信もなくなります。暗い気持ちでいる時間が長くなるのは、性格形成のうえでも良くありません。

このような悪影響を考えますと、まずは体験してみて、ダメだったら、さっさとやめてしまうのがいいと私は考えます。やめグセがつくというのは、私は嘘だと思います。”

習い事を辞めたからといって、辞め癖がつくわけではありません。反対に、無理に続けさせることで、子どもの精神面に大きなリスクを負ってしまうことも考えられます。

子どもが嫌がっているのが先生や教室に対してであれば、同じ習い事のほかの教室を探すのも良いでしょう。その習い事自体を嫌がっているのであれば、ほかの習い事に変えることを検討してみるのも良いかもしれません。

無理やり続けさせるデメリットもあるため、子どもとよく話し合い、辞める決断をするのも親の役目でしょう。

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というのも、そろばんはわかりやすい目標を定められるうえ、資格取得ができることでモチベーションが上がる習い事だからです。

そろばんは計算力だけでなく、集中力、情報処理能力、記憶力、観察力も鍛えられる習い事です。

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小学校に向けて、または小学生として学習サイクルを身に付けながら、さまざまな能力を鍛えられるそろばんを検討してみてください。

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この記事の執筆者

そろばんToZ 編集部

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToZ」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行なっています。

そろばんToZ 編集部

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToZ」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行なっています。

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