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全珠連・暗算5級に合格した人がやっている3つのこと|検定内容と問題の解き方も解説

全珠連の暗算5級合格を目指している方は、暗算5級に合格した人が暗算5級合格のために実践していたことをご存知ですか?

この記事では、全珠連の暗算5級に合格した人がやっている3つのことを説明します。暗算7級の検定内容と問題の解き方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

全珠連・暗算5級の検定内容

試験科目 内容 制限時間 配点 合格基準
かけ暗算(20問)

わり暗算(20問)

みとり暗算(20問)

法実合わせて3桁の無名整数

法商合わせて3桁の無名整数

1~2桁 3~4口のたし算 (6字)

各3分 各100点 各100点満点中

70点以上

参照:暗算検定試験|公益社団法人全国珠算教育連(soroban.or.jp)

全珠連の暗算5級の検定試験では、かけ暗算・わり暗算・みとり暗算が試験科目です。かけ暗算では2桁×1桁の問題が、わり暗算では3桁÷1桁もしくは2桁÷1桁で答えが2桁になる問題が、みとり暗算は答えが2〜3桁になる問題が出題されます。

1問5点で各科目70点以上とれば合格なので、制限時間3分以内に20問中14問以上正確に解ける能力が必要です。

全珠連の暗算5級に挑戦したい方は、受験願書に受験料900円を添え、最寄りの全珠連支部へ提出しましょう。最寄りの全珠連支部は、全珠連のホームページで確認できます。そろばん教室に通っている方は、教室の講師を通じて願書と受験料の提出が可能です。

全珠連の暗算検定は、申し込めばどなたでも受けることができる試験で、年12回開催されています。

全珠連・暗算5級に合格した人がやっている3つのこと

  • 暗算5級レベルの問題の練習
  • 正確に素早く問題を解くことを意識した練習
  • 3分以内に何問解けるかのチェック

暗算5級レベルの問題の練習

全珠連の暗算5級に受かった人たちは、検定試験で出題される問題を重点的に練習しています。暗算5級レベルの問題ばかり練習する理由は、検定試験と同じレベルの問題を練習することで、練習での経験を検定試験本番で活かせるからです。

練習から検定試験で出題されるレベルの問題に慣れておけば、本番でも慌てず落ち着いて問題を解くことができます。

正確に素早く問題を解くことを意識して練習

暗算5級に受かるためには、3分という短い時間の中で14問以上の正しい答えを出す必要があります。正確に素早く計算すれば正当率が上がり合格できる確率も上がるため、練習時から正確に素早く問題を解こうと意識することが大切です。

暗算5級の試験科目はかけ暗算・わり暗算・みとり暗算の3科目あるため、全科目の問題を素早く正確に計算できるように意識して練習をしましょう。

3分以内に何問解けるかのチェック

暗算5級の検定試験に受かった人たちは、自分の実力がどれくらいか知った上で検定を受けています。実力を明確にするために、3分以内に暗算5級レベルの問題を何問解けるかチェックする方法がおすすめです。

暗算5級の試験科目であるかけ暗算・わり暗算・みとり暗算すべてで3分の時間制限を設けて問題を解くことにより、その時点での実力がハッキリわかります。

自分の実力を知ることで、練習すべき点や直すべき点も知ることができ、検定試験本番まで有意義で効果的な練習をすることが可能です。

各科目14問正解すれば合格できる暗算5級の検定試験ですが、間違えることを考えると3分以内に20問すべて解けるのがベストです。

全珠連・暗算5級レベルの問題の解き方

全珠連の暗算5級レベルの問題の解き方を、75×6と294÷6の問題を例に説明します。

75×6のかけ暗算

75×6のかけ暗算のやり方を、そろばんを使って説明します。

①7×6=42なので、42をいれる

かけられる数の左側とかける数をかけると7×6=42となるので、イメージ上のそろばんに42をいれます。

②答えをいれる桁を、頭の中で手順①の桁から1つ右にずらす

手順①で42をいれた桁から1つ右に意識をずらします。

③5×6=30なので、30をいれる

かけられる数の右側とかける数をかけると5×6=30となるので、30を足します。420に30を足すイメージです。

75×6の答えは、450となります。

294÷6のわり暗算

294÷6のわり暗算のやり方を、そろばんを使って説明します。

①294をおく

イメージ上のそろばんに294をおきます。

②29÷6の計算を行い、答えの4を左側におく

わられる数の左端2はわるか数の6で割れないため、わられる数の真ん中まで含めた29を6で割ります。29÷6=4なので、答えの4をわられる数より左側においてください。

③6×4=24なので、29から24を引く

6×4=24なので、わられる数の左端から2桁の29から24を引きます。

④54÷6=9なので、答えの9を手順②でおいた4の右側におく

わられる数の残りは54で、6で割り切れます。54÷6=9なので、手順②でおいた答えの右側に9をおきます。

⑤6×9=54なので、54から54を引く

6×9=54なので、わられる数の残りから54を引きます。

わられる数が0になったので、294÷6の答えは49です。

そろばんで暗算ができるコツ|基本的なやり方やおすすめの練習方法を紹介|そろばんToz(to-z.net)

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  • 基礎的な処理能力
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グローバル化・多様化が加速していく社会の中で、子どもが「自由に」生きるための素養を身に着けるためには、実用性のあるスキルだけではなく、本質的なスキルを学ぶことも大切だと考えています。そうした観点から、受験準備のみを想定してスキルを身に着けるのではなく、リベラルアーツ(教養)教育の側面も補い、自律的な考え方・生き方ができるようになっていただきたく願っています。

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この記事の執筆者

編集担当そろばんTOZ

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToz」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行っています。

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