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全珠連・暗算9級の検定に合格するために必要なこと|検定内容や対策についても解説

全珠連(全国珠算教育連盟)で暗算9級の検定試験を受けようと考えている方は、合格するためにはなにが必要かご存知ですか?暗算9級の検定試験に合格するためには、必要なことを知り、練習から実践して本番に挑むことが大切です。

そこで、この記事では全珠連の暗算9級合格のために必要なことをご説明します。暗算9級の検定試験の内容や問題対策についても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

全珠連・暗算9級の検定内容

試験科目 内容 制限時間 配点 合格基準
みとり暗算A(10問)

みとり暗算B(10問)

1桁 4口のたし算 

1桁 4口のたし算 

各3分 100点

100点

各100点満点中

70点以上

参照:暗算検定試験|公益社団法人全国珠算教育連(soroban.or.jp)

全珠連の暗算9級の検定試験では、みとり算が10問×2種目出題され、各種目で7問以上正解できれば合格となります。検定試験に申し込むためには、最寄りの支部への受験願書と受験料の提出が必須です。定められた期日までに提出しなければ受験できませんが、そろばん教室に通っている方は教室の講師を通して提出することができます。暗算9級検定の受験料は、7・8・10級と同じく600円です。そろばん教室に通っていない方は、最寄りの全珠連支部に検定の詳細を確認してみてください。最寄りの支部は、全珠連のホームページで確認できます。

全珠連の暗算検定は年12回実施されているため、進捗具合や都合に合わせて受験できます。学歴・国籍・性別・年齢などの制限なく、誰でも毎月検定試験を受けることが可能です。

全珠連の暗算9級に合格するために必要なこと

全珠連の暗算9級に合格するために必要なことは、以下の3つです。

  • 繰り上がりがあるたし算のやり方を理解する
  • 計算スピードを上げる
  • 暗算で暗算9級レベルの問題を解く

3つのポイントについて、詳しく説明します。

繰り上がりがあるたし算のやり方を理解する

暗算9級の検定試験で出題される1桁4口の計算では繰り上がりが必要になるため、繰り上がりのあるたし算のやり方を理解しておかなければなりません。そろばんでの繰り上げ方法をきちんと理解しておけば、問題の桁が増えても対応できるようになります。

暗算9級ではたし算のみ出題されるため、繰り上げ方法も含めたたし算のやり方をマスターしておくことが大切です。

計算スピードを上げる

暗算9級に受かるためには、計算スピードを上げて制限時間3分内に10問すべて解くことが大切です。各種目、10問中7問正解すれば合格となるので、10問解いていれば3問間違っても問題ありません。しかし、7問しか解いていないと1問間違えただけで不合格となってしまい、不合格になるリスクが上がってしまいます。

制限時間内に問題をすべて解くためには、答えを書く時間を考慮すると、1問15秒以内で解ける計算スピードが望ましいです。全問解けても3問以上間違うと合格できないため、急ぎながらも正確に計算しましょう。

暗算で暗算9級レベルの問題を解く

暗算9級に受かるためには、本番と同じような難易度の問題を練習しましょう。練習から暗算9級レベルの問題に取り組むことで、問題の難しさに慣れ、本番でも落ち着いて問題を解けるようになります。

暗算9級レベルの問題に慣れてきたら、本番と同じように制限時間を設けて問題を解いててください。制限時間・問題を本番と同じ状況にすることで、より検定試験を意識した練習ができます。

全珠連・暗算9級の問題対策

暗算9級の検定試験で出題される1桁4口のみとり暗算のやり方を、実際の問題を使って説明します。

計算前の準備として、そろばんの珠をはりの上と下に移動し、一の位の定位点を決めてください。1珠を上げるときは親指、下げるときは人差し指を使いましょう。5珠は、上げるときも下げるときも人差し指を使います。

1+4+9+6のみとり暗算のやり方

1+4+9+6のみとり暗算のやり方を、そろばんを使って説明します。

①1をいれる

イメージ上のそろばんの一の位に1をいれます。

②4を足す

1に4を足すためには、一の位の5珠を下げてから1珠を下げる手順が必要です。一の位の1珠がすでに1つ上がっていることにより4をそのまま足せないため、5を足して1を引かなければいけません。1+4を、1+(5-1)と考えて計算します。

③9を足す

9を足すために、一の位の1珠(4つ)と5珠を上げ、十の位の1珠を1つ上げます。手順②の5に9を足すためには繰り上げが必要になるので、5+9を5+(10-1)と考えて計算しましょう。5-1+10の1を引く手順で一の位の1珠を4つと5珠を上げることになるため、5+9をするためには、4足して5引いて10足すという手順が必要となります。

④6を足す

手順③の14に6を足すために、一の位の1珠を4つ下げ、十の位の1珠を1つ上げます。14+6を14+(10-4)と考え、4引いたあとに10足す手順が必要です。

1+4+9+6のみとり暗算の答えは、20となります。

2+9+7+5のやり方

2+9+7+5のみとり暗算のやり方を、そろばんを使って説明します。

①2をいれる

イメージ上のそろばんの一の位に2をいれます。

②9を足す

2に9をそのまま足せないので、一の位の1珠を1つ下げて十の位の1珠を1つ上げてください。2+9を2+(10-1)と考え、1を引いてから10を足します。

③7を足す

一の位の5珠と1珠(2つ)を人差し指と親指で同時にはさんで7を足します。

④5を足す

手順③の18に5を足すために、一の位の5珠を上げ、十の位の1珠を1つ上げます。18+5は18+(10-5)となるため、18+5の計算では5を引いて10を足す手順が必要です。

2+9+7+5のみとり暗算の答えは、23となります。

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この記事の執筆者

編集担当そろばんTOZ

四谷とオンラインで授業を展開している「そろばんToz」編集部です。そろばんや幼児・児童教育に関する情報発信を行っています。

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